イギリス大学卒業後進路
ニューカッスルの街にも人が帰ってきましたが、歩道に一方通行の矢印やステッカーが至る所にありました⬆️
(2020/06/18) 


課題も提出し終え、部屋の掃除、引っ越し準備に励んでいるもんさんです。

前回の記事でも少し触れましたが、

2020年8月下旬から、スウェーデンに大学院留学することになりました👏🎉☺️

大学留学に続き、大学院までサポートしてくれる両親・家族に 感謝です。

なぜスウェーデンなのか?などについては、今新しく開設中の(ヘッダー画像もないw)

もんさんスウェーデン大学院留学日記で書いていこうと思うので、

興味のある方はぜひ見てみてください!

(ぼちぼち書いていくので、もう少しお待ちください(笑))


私は大学院への進学を選んだわけですが、

周りの学生、友達は進路についてどんな感じかをこの記事では紹介しようと思います。

卒業後の進路は本当に人それぞれ

一年前のちょうど今頃、私の高校や中学の時の日本にいる友人は、

大学4年生の春ごろ(つまり卒業より1年程前)には、

大体就職活動を終えて就職先が決まったり、まだ就職活動している、

といった感じだったと思うのですが、

私の大学の友人、同級生で、就職先が決まっている、などという話は未だに全く聞きません。

大学卒業後の進路に王道というものは特になさそうで、

イギリスでRIBAの資格を取ろうとしている人は、

卒業後、1年もしくは2年間、建築事務所等で働いて、その後大学院に入ったり。

留学生だと、卒業後は帰国したり。

卒業後、就職する人もいれば、卒業後1年ぐらいはのんびりするつもり。などなど。

そして、私はまた別の国に大学院留学するので、進学先の幅も結構広いのだと思います。



私が、スウェーデンの大学院に出願する予定だと話したアジア人の友達も、

特別驚くわけでもなく、同じスタジオ(研究室?)で、

建築の中でも似たような分野に興味があったので、

そういう進路もアリかも、と北欧留学も考えているくらいでした(笑)




別に、建築学部なのだから、

建築事務所にインターン行くのが大半というわけではなさそうだし、

この時期にはみんな就活っていう感じでもありません。

一応、大学内や地元の就活フェアのようなものがあったり、

日本人で他の学部だったり、日本からの交換留学生が、

ロンドンやボストンのキャリアフォーラムに行く話も以前から聞いていましたが、

私は特に利用しませんでした。


イギリスで、建築分野で留学生は就職不利なのか?

私の友人は留学生がほとんどなので、

まず帰国するか、イギリスで働くか、がこの話題のスタートでした。

一応、3年生の二学期の最初の頃に、

RIBAの資格を取得するために必要な経歴などの説明を受けるのですが、

留学生にはどうも不利な様子。。。

というのも、採用する側から考えれば分かる話ですが、

もし、同じレベルで採用したいと思うイギリス人学生と留学生がいれば、

イギリス人を採用したいと思うのは当然。

もし留学生を採用すれば、ビザなどの手続きが大変だからです。

なので留学後、イギリスで就職したいのであれば、

イギリス人学生よりもかなり優れてなければならないというわけです。

これが多くの留学生が卒業後どうしようか悩むところです…

ただ留学生でも本気でイギリスでの就職を考えている友人は、

2年生の夏休みにロンドンでインターンをしたり、

そのインターン先に冬ごろから連絡を時々して、

面接の予約をしたりもしていました。

(今回のコロナの影響でその話が結局どうなったのかはわかりませんが、、)

他にも、夏休みにRIBAが主催する学生イベントに参加して人脈を広げたり、

決して留学生だから就職できないということはないみたいです。

(イギリスでの就職は実体験がないので、あまり詳しく書けずすみません。)


コロナの影響とは??

コロナの影響で、就職しようにも、

建築事務所もインターン生を雇う余裕も無かったり、

就職先を見つけることが困難になると言われています。



また今まで通りの卒業制作発表も行うことができないため(オンラインで代替)、

本来なら卒業制作発表の場で、訪れる建築事務所の方に自己アピールし、

1年間の職業体験に繋げたり出来るのですが、

今年はそれも難しいと思われます。



そのため、ニューカッスル大学では今年は

今年の学部卒業生を大学院生としてより多く受け入れるなどの対策を出したため、

就職や帰国を考えていたけれど、ニューカッスルで大学院まで出ると

方向転換した友人も少なくありません。

何もせず、いつ収束するか分からないこの状況では、

学生として、勉強している方がいいという判断だと思います。


こんな状況には中々ならないとは思いますが、

こんな状況でも柔軟に進路を変えられるのも

イギリスの大学生の卒業後の進路の考え方なのかなぁと思います。


大学の進路相談室

ニューカッスル大学の進路相談室は、

自分から助けを求めに行けば割と親身にサポートしてくれた印象です。



進路相談室と言っても、

表通りに面したおそらく一番新しい綺麗な立派なガラス張りの建物なので、

なぜそんなに立派なのか疑問です…

私は出願する大学院を決める際に初めて進路相談室を利用しました。

予約は入りませんが、長くて30分待たされたり、

早い時は5分も経たないうちにアドバイザーに会えたり。

他の学生は、卒業後の進路に限らず、

在学中のバイト探しなどもサポートしてもらっている様子でした。



大学院選びの時には、まずどうして進学したいのかなど、

面接ではないのですが、詳しく聞かれるので、

そこで聞いてもらったおかげで、

自分の考えや思いをはっきりさせることもできました。

大学院の探し方、見比べるポイント、

自分自身が譲れないポイントなども明確にしてもらい、

相談してよかったと思います。

大学院への出願の際も、

CVやMotivationLetterなどに、どういうことを書くべきか、

見やすい相手に伝わりやすい書き方などを指導してもらいました。

進路指導室主催のイベントやレクチャーなどもあり、

日本人学生向けのキャリアフォーラムにも参加したり、

日頃送られてくるニュースレターで告知してくれました。

気軽に相談に行ける場所が会ったのはありがたかったです。





留学する時の主な不安の一つは卒業後の進路だとは思いますが、

少しでも参考になれば幸いです!

それでは!