大学・大学院の正規留学といえば、海外の卒業式・学位授与式に憧れませんか?

交換留学ではなく、正規留学した人しか経験できないことです。

そんな海外の学位授与式について、私個人の経験ではありますが参考にして、

正規留学への夢をリアルにイメージしながら、

今は大変かもしれませんが勉強や準備を頑張ってもらえたらと思います。

そこで、この記事では海外の卒業式とその様子や準備について紹介します。

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もんさんです。実はつい先日、やっと大学院から修了証書が届きました。

待ちに待った、というかもはや忘れかけていました(笑)

なので、思い出を忘れないためにも、この記事を書くことにしました。


そもそも修了証書を待ってたって、どういうこと?

本来、学位授与式で卒業証書や修了証書をもらうものだと思うのですが、

私は、イギリスで大学を卒業し、スウェーデンでは大学院の修士課程を修了しましたが、

一度も本物の証書を式で受け取ったことがありません。

私のイギリスの卒業式は、コロナで例外だったのかもしれませんが、

卒業証書も修了証書も日本の実家に郵送されて、届きました。

本当に、どゆこと?!?!って感じですが(笑)

まずは、スウェーデンの学位授与式について説明します。


スウェーデンの大学・大学院の学位授与式

「スウェーデンの」といってもあくまで私が通っていたルンド大学工学部(LTH)の式についてですが、

少しでも参考になればうれしいです。

まず、式は専攻プログラムごとに行われます。

私の専攻は、都市デザインだったので、

LTHの建築系のコースと他複数のコースが合同で行いました。

その様子は、YouTubeに限定公開されています。(もしかしたら消えちゃうかも…)



私にとって高校卒業以来はじめてのこういったフォーマルな式だったので少し緊張しました。


でも、学位授与式のタイミングがなにかおかしい…

この式の時期、ちょっと変なんです。

式の直近のスケジュールを簡単に説明すると、

5月中旬に修論プロジェクトの最終プレゼンがあり、

5月下旬に修論プロジェクトの最終提出をしました。

そして、5月30日に式を行いました。




なにがおかしいか伝わってないかもしれませんが、

実は、学位授与式の時点では修論プロジェクトが合格かどうかわかっていないんです。

つまり、修了もしくは卒業できない可能性がなくはないのに式に出席して、

おめでとうって言ってるんです…

まだ修論プロジェクトの最終提出をした人は許容範囲かもしれませんが、

中には、修論プロジェクトを提出どころか取り掛かってない人もいました。

またまた、どゆこと?!って思われると思います。

(少なくとも、私は思いました…)



実はこれ、留学生への配慮なんです。

これまたおかしな話ですが、スウェーデンの学生ビザはとても短く、

コース終了後、出国までの猶予が3週間もありません。

(イギリスでも卒業後2017年時点に発行された学生ビザでさえ、

卒業ビザなど申請できなくても卒業後3ヶ月ほどの余裕はあった気がします。)



そのため、普通にスウェーデン国民の学生が修論などを終えて、

認められ、学位授与式を行うスケジュールだとそもそも留学生が出席できません。

そこで、修論プロジェクトに取り掛かるために必要な単位を取得しておけば、

その時点で学位授与式に出席する資格が得られるわけです。



そのため、やっと遅れて証書が届いたというわけです。

一応、6月に合格と結果が出ていたのですぐに申請していたのですが、

スウェーデンの夏休みをまたいで、今です。



その上、まだ修論プロジェクトの最中に式に出席するか、

その後のディナーに出席するか、予約を催促するメールまで来ていました。

(ディナーは395SEK[およそ5千300円]で3品

プラス別途ドリンク代という学生にやさしくないお値段で、

うちのクラスでは誰1人参加しなかった気がします。)



ちなみに、この予約の時点で、ゲスト(保護者・友人)を招待するか、

何人か(2人まで)も申告しなければいけませんでした。

コロナの状況から両親が来ることは難しく、

(あくまでスウェーデンから日本に帰る手続きの方が面倒だったわけですが、、、)

代わりに(?)イギリスにいる彼氏が式に駆けつけてくれました。

そして、たくさんいい写真をおばあちゃんたちのために撮ってくれました。よくやったゾ!!笑

(ちなみに彼は中国人のため、ビザが必要だったので申請の手間はありました…)


学位授与式当日はよく分からずソワソワ…

式は、大学のメイン集会場であるLundagårdで行われました。

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友人によると、入学式とはちょっと違いますが、

コロナ前は本来、この特別な建物でルンド大学での最初の授業を行うのが慣習だったそうです。

(私たちの学年はなかったので、本当なのかわかりませんが、多分。)

本番は夕方開始でしたが、1時間半前集合でした。

寮でドレスを着て、その格好でバスで会場に向かいました。

ですが、周りに同じような雰囲気の人がおらず、絶対、日時も間違えていないはずなのに、

「え、今日であってるよね。」なんて不安になってました(笑)

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会場に着くと、さすがに似た雰囲気の人が集まっていたので一安心。

でも、誰1人知っている人がいないので、また不安に。。。

また、思った以上に服装が自由なことに驚きました。

一応、招待状メールにはドレスコードはビジネスカジュアルと書かれていました。

しかし、クラスメイトの1人はボトムスがデニムというカジュアルさ。

さすがに例外だったと思いますが、自由すぎる。

私があんなに悩んだのは何だったん。



服は、とりあえず、黒のベーシックなドレス。

留学1年目にフォーマルな服を着る機会があったにも関わらず、

一着もドレスを持っておらず、サイズの合うものを見つけるのに苦労したため、

一時帰国の時に、おばあちゃんに買ってもらったものです。

結局、買ったのにイギリスでは卒業式もなかったため、

今回はじめてちゃんと着て式に出ました。

(おいおい、いつフォーマルディナーに連れてってもらえるんだ。)

そして、まだ肌寒い時期だったのと、ちょうどいい鞄がなかったので、

スウェーデンでいつもウィンドウショッピング止まりだった

「&other stories」で揃えました。H&M系列で日本には未上陸のブランドですが、可愛いのでぜひ見てみてください。


H&M系列で日本には未上陸のブランドですが、可愛いのでぜひ見てみてください。

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名前を1人ひとり呼ばれる卒業式なんて、小学校以来!

本番は、なんと1時間半前集合で正直何するのって思ってました。笑

受付を済ませ、友達とまずは式が始まってもいないのに、写真撮影。

そして、担当者に促され、控室に移動しました。

番号が割り振られ、その通りに席に着き、

何が始まるのかと思ったら、予行演習!

この時まで、正直、1人ひとり名前が呼ばれるのか代表者だけとかなのか、

はっきりと知らなかったので、急に緊張してきました。

ホワイトボードに書かれた、後ろから絶対見えないだろうと思われる図を睨みながら、

歩く向きや順番の説明を受けました。

その後、留学生も多く名前の読み上げが難しいため、名前の読み方の確認をしました。

これは、国際的な大学ならではかと思います。




本番は、YouTubeで中継もされているし、雰囲気にも建物の豪華さにも圧倒され緊張もしているし、

どこをみて、どんな顔で歩くか悩んだ結果、変な顔をしていた気がします。

それに、彼氏や友達、教授たちがどこにいるのか気になって、

参観日に親を探す小学生並に少なくとも気持ちはキョロキョロしていました(笑)

そして、音楽やありがたいお言葉を挟みながら、あっという間に自分の名前が呼ばれ、

修了証書(偽)を受け取る番に。

(私の名前はもちろん、他の難しい外国人の名前も

綺麗に読み上げていた司会者に地味に感動しました。)

ニコッとしながら受け取ることを意識しつつも、

頭の中ではステージ中央で撮る記念撮影の表情を考えていました。

(Youtubeの動画を参考にしてください。大勢の前で証明写真撮ってるみたいでした…)

そして、自分の席に戻り、やっとホッとできました。

修了証書(偽)ともう一つ、ルンド大学350周年記念の本を受け取り、

正直関係ないの修了の重み(?)を感じました。

(でも、これから帰国する留学生にはちょいと迷惑な重さw)



式が終わると、チョコレートとシャンパンが振る舞われ、またまた記念撮影会に。

彼氏が一眼レフカメラを持ってきていたこともあって、

いつの間にか皆んなのカメラマンになっていました。(コミュ力はまじで尊敬。)

おかげで私たち2人での写真は少なかったのですが、まぁまぁ。笑


式の後はお腹を満たす。


式の後は、学校主催の「高級」ディナーには参加せず、

クラスメイトで揃ってご飯を食べる予定にしていました。

でも、その前に休憩ということで会場近くのカフェで、

チョコレートボールとチーズケーキとカフェラテを平らげていました。

そこで、友人(中国人)カップルと合流。



私と友人はクラスメイトと夕ご飯を食べる予定にしていましたが、

彼氏まで連れて行くのは違う気がするということで、

初対面の彼氏同士が一緒に近くの中華料理屋でご飯を食べてもらうことになりました。

(コミュ力にまじで尊敬。(2回目))



私と友人は、他クラスメイトたちとご飯を食べたのですが、

これがちょっと私にとっては口に合わず残念でした。

というのも、クラスメイトの1人がビーガンで、

その1人に合わせて、みんなビーガン料理を食べるお店に…

(これが中国人彼氏たちが付いてこなかった一番の理由だったと思います。)

もちろんクラスメイトたちと話すのは最後になるし、

名残惜しい気持ちはありましたが、ビーガンはやっぱり楽しめない。

欧米人のこういう心の広さなのか価値観の押し付けなのか、

ちょっと理解できない部分もありますが、これもまた経験と思うようにしました。



が、その後彼氏たちの待つ中華料理屋に行くと

美味しかったであろう中華料理のお皿が並んでいるのを見て、やっぱ悔しく思いました。

そんなこんなで、学位授与式の1日は終了です。


最後に…

いかがでしたか?

今回は「スウェーデン・ルンド大学の学位授与式」について紹介しました。

思い出せる限り書いてみたので、参考になればうれしいです。

ぜひ卒業する日も楽しみにモチベーションを上げて、がんばってください!

それでは!