留学先がどんなところか気になるけど、実際の様子を知るのって難しいですよね。

スウェーデンのルンド大学の情報は交換留学の方の留学体験記などで知ることもできると思います。

しかし、他ではあまり書かれていないなぁと思った点もいくつかありました。

そこでこの記事では、ルンド大学を2022年6月に卒業した私が感じたことをそのままに、

ルンド大学についてより詳しく紹介します。


はじめに…

まずは簡単に基本データをまとめてみます。

正直、こんなの知っていても大学選びにはあまり役に立ちませんが、

想像しやすいように日本の大学とも比較してみます。

(日本の大学については私が知識不足ですが、各大学の情報を参考にしました。)



大学の歴史

ルンド大学は1666年に創設されました。

歴史に興味のないもんさんでも江戸時代の初めの方と知れば驚きです。

ちなみに日本の東京大学は1877年だそうです。

そりゃ学位授与式でもらった本も重くなっちゃう歴史です。

生徒数

そもそも生徒数で大学の規模がピンとくるのかわかりませんが、

ルンド大学は4万6000人もの生徒がいるそうです。

一方、東京大学は2万7000人だそうです。それでも凄いですよね。

ちなみにルンドの街の総人口が9万1000人ほどだそう…え。笑



ルンド大学ってどこにある?

そもそもですが、ルンド大学はスウェーデンのルンドにあります。

ルンドはスウェーデン南部、スコーネ県にあります。

スコーネ県にはスウェーデン第三の都市マルメもあります。

スウェーデンの首都ストックホルムよりも、デンマークの首都コペンハーゲンに近い。

そんな位置です。



ルンド市は26km²で、大阪環状線内にすっぽり収まるサイズみたいです。

(岡山県民の私にはよくわかりませんが、面積的にはそゆことです。)



大学世界ランキング

正直、大学の総合ランキングはあまり参考にならないのですが、

2023年度のルンド大学はQSランキングは95位。あれ、下がってる…

2021年に87位になったのは気まぐれ?笑

日本の大学と比べると、2023年度は東京大学が23位、京都大学、東工大、大阪大学、

東北大学が79位と並び、その次にルンド大学が続くようです。

ちなみにスウェーデンでは

KTHースウェーデン王立工科大学(私が落ちたところ…)に続き、

ルンド大学は国内2位の大学のようです。



大学の情報とは関係がありませんが、

やはりランキングなどで入学したい大学を比較するときは、

分野ごとのランキングはもちろん学生満足度などをみる方が大事です。

言うまでもないかも知れませんが、一番いいのはランキングに惑わされず、

各プログラムの内容を熟読することです。

とりあえず、基本的な情報はこの程度にして、

ここからは私個人の経験をもとにルンド大学を紹介します。


この記事の目次

  • ルンド大学の授業について
  • 留学生の割合は?
  • 特に留学生としては、あまりいいサービスとは言いにくい…
  • 学生団体がめちゃくちゃ多くて構成も複雑…
  • ルンドは勉強するにはちょうどいい街。
  • 大学敷地内はかなりだだっ広い!その分ちょっと不便。
  • ルンド大学の認知度:日本VS海外

注意

①ルンド大学大学院で2020年から2022年の2年間、都市デザインを専攻していました。

②大学時代は、イギリスのニューカッスル大学で建築デザインを専攻していたため、

伝わらない比較があるかもしれませんが、スルーしてください〜



ルンド大学の授業について

ルンド大学の授業形態はこうだ!って一言でいうのは難しいですし、

私も一つの修士のコースを修了しただけなので、あくまで参考程度にしてください。



それでもやはり、ひとつ目の特徴は生徒の自主性が大事になるところです。

デザイン系の修士課程ということもあるかもしれませんが、

成果物も割と自由で、やればやるほどフィードバックがもらえて学べるわけです。

一方、レクチャーやチュートリアルの強制参加のような拘束時間も少ないため、

ちゃんと自分でやってないと遅れをとるって感じです。



起業家精神学や開発学、会計学を専攻しているフラットメイトや友人の話でも、

やはり自分でコントロールする部分が多く、

人によってはコロナ禍でオンライン授業だったために、

本来、家にいるべきはずなのにノートパソコンを持って旅行ばかりしている人も

何人かいたと聞きました…

コロナ禍でその傾向が強まっていたのかも知れません。




もう一つの特徴は、大学外部からのゲストレクチャラーが多いことです。

これは私のコースだけでなく、先ほどの友人たちの話でも聞きました。

都市デザインのコースでは、オランダやアメリカなど国も違う

他の大学の生徒たちと合同でオンライン授業を行うこともあり、新鮮でした。

他にも、ヨーロッパの有名な建築事務所の方々が授業をしてくれることもありました。



ビジネスのクラスでは、実際に起業している方に話を聞いて

ビジネスアイデアを話し合う場もあるなど聞きました。カッコ良すぎるー。

イギリスの学部時代には、なかなかこれほど頻繁にゲストが来て、

授業を受けることがなかったので私にとってはカルチャーショックでした。



あと、教授との距離について書かれているサイトもありますが、

これも本当に人それぞれですし、人と人との相性が大きいです。

同じプログラムの先生方でも、

私は、いつも対応の早い先生に修論プロジェクトでは手厚くサポートしてもらえましたが、

他の先生だとなかなか返事がなかったり、いい指導をしてもらえなかったり、

なんて話も聞きましたが、生徒と先生の相性次第だと思います。



留学生の割合は?

この質問もプログラムによってかなり異なるので難しいです。

そのため、公式発表されている数字はあまり当てにならない。というのが答えだと思います。




例えば、私のプログラムは20人中3人がスウェーデン国民の学生でしたが、

他のプログラムの友人は、大多数がスウェーデン人だと言っていたり、

他の子はグループワークで中国人同士が一緒にならないように割り振られるほど

中国人が多いと話していたり、様々でした。



私のイギリスの大学時代の建築コースは、150人中半分が留学生で、

そのさらに半分が中国人という感じでした。

それに比べると、スウェーデンの都市デザインコースでは20人中、

スウェーデン人を除く18人の内訳が、オーストリア、アイスランド、チェコ、

ギリシャ、エジプト、ヨルダン、イラン、中国、台湾、ブラジル、エクアドル、

メキシコ、オーストラリア、など(絶対誰かしら忘れてるけどごめん!)

とにかくこれぞ国際色豊かな仲間たちです(笑)



ちなみに日本人は、

建築コースに1人いたとかなんとかクラスメイトから聞いたことはありましたが、

出会うことはありませんでした。



私がルンドで仲良くしていた日本人は

一つ学年が上の全く別のコースの大学院生の子ひとりでした。

クラスメイトづてに日本人で他に友達がいるよって紹介された子でした。

他にも、そんな似たような感じで

日本人がいるよってクラスメイトや友達から聞くことはありましたが、

学部生だと提携があるのか早稲田大学の交換留学の方が多かった気がします。

ちなみに私の一緒に出掛けるくらいの友人といえば、

日本人以外のアジア人の女の子たちがほとんどでした。

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(何の写真でしょうか?笑)

後半に続きます!文章が長くなってしまった為、分割させてもらいました🙏

つづき
特に留学生としては、あまりいいサービスとは言いにくい…