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留学の持ち物って何を持っていくか悩みますよね。特に、お薬や生理用品など、もし自分の体質に合わないと困るし…なんて思っている方もいると思います。

結論からいうと、もちろんスウェーデンにも人が住んでいるわけで(笑)まぁ大抵のことは、なんとかなります!が、不安であれば、ぜひ日本から持っていけるのものは持っていくことをおすすめします。

しかし、もし何か必要になったときにスウェーデンの薬局事情についてあらかじめ知っておくとさらに不安を解消できるかもしれません。今回は、スウェーデンの薬局について事前に知っておくといいことをご紹介します。


注意

私は2020年から2022年の間にスウェーデンに留学していました。
大学院での専攻は都市デザインで、スウェーデン語はほとんど分かりません。そんな留学生の体験談です。



この記事の目次

  • 知っておきたいこと① スウェーデン語で薬局はApotek
  • 知っておきたいこと② 日本のドラッグストアとはちょっと違うかも?
  • 知っておきたいこと③ 営業時間が短い。
  • 知っておきたいこと④ スウェーデン語がわからないならGoogle翻訳必須!
  • 知っておきたいこと⑤ 薬局のスタッフが教えてくれる!
  • やっぱり日本から持参することをおすすめします。
  • 余談:Apotek(薬局)なぜか無料でアルコールハンドジェルをもらった。
  • 最後に…


知っておきたいこと① スウェーデン語で薬局はApotek

スウェーデン語で薬局はApotek。そんなことも知らずに留学していたもんさんです。最初のころは、やたら似たような名前のお店があるなぁなんて思っていました(笑)

ApoteketやApotek Hjärtatなどがスウェーデンの大手薬局チェーン店です。薬局はルンドの街中にもいくつかあり、私の大学寮の近くにもスーパーや図書館と並んで薬局がありました。

ルンドの街中のApotek(薬局)






知っておきたいこと② 日本のドラッグストアとはちょっと違うかも?

Apotek=薬局なので、もちろんお薬は売ってあります。しかし、日本の薬局に比べるともう少しお薬以外のものも置いてあります。また、薬局なので処方箋によるお薬の受け取り窓口もあります。

私が留学した2020年の初めのころは、コロナ禍で抗原検査のキットの受け取り&提出窓口にもなっていました。

同じApotek(薬局)でも、小さな店舗では日用品は少なく、お薬が主に売られています。とはいえ、小さな店舗でも日用品だとシャンプーや洗顔剤、日焼け止め、デンタルケア用品、ハンドジェル、ハンドクリーム、基礎化粧品、コスメ、生理用品などなど、種類は限られますが必要最低限のものは揃えられます。言うまでもないかもしれませんが、大きい店舗ほど日用品の種類も増えます。

ただ、スウェーデンのApotek(薬局)では、日本のドラッグストアにあるようなお掃除用品や洗濯用洗剤、トイレットペーパーや食料品などは売ってないと思っていたほうがいいです。そもそも日本のドラッグストアは広域すぎる気がします。笑

また、ドラッグストアだと日用品などがちょっと手頃な値段で買えるようなイメージがあると思いますが、スウェーデンのApotek(薬局)は割高に感じました。お得に買い物したい場合はホームセンターのような大型店や生活用品店に行くことをおすすめします。


私が実際にApotek(薬局)で買っていたもの

基本的に薬局で私が買っていたのは、生理のときに必要だった痛み止め、北欧の冬に備えたビタミンDを含む錠剤、コロナ禍で必要だったハンドジェルくらいです。

留学してすぐの頃は、どこに何が売ってあるかわからないので、とりあえず揃えようと、生理用品や日焼け止め、メイクブラシなども寮から近かったApotek(薬局)で購入しました。しかし、あとからスーパーの一角に売っている商品のほうが安かったので、Apotek(薬局)で買うことは無くなりました。

最初はイギリスでの生活の経験から、Apotek(薬局)がイギリスでいうBootsみたいなものかと思っていたのですが、全然お得に買い物ができるわけでもなさそうだったので勘違いでした… 

留学していて困るのは、どこに何がお得に売っているのか把握することだと思いますが、スウェーデンでの生活に関しては、そんなこともマスターする前に日本に帰国してしまいました。




知っておきたいこと③ 営業時間が短い。

私の寮の近くのApotek(薬局)の営業時間は9時から18時。授業の前でも後でも間に合わない… 土曜日は10時から14時まで。日曜日は閉まっていました。(スウェーデンでは日曜日が定休日であることが多いです。)

なので今日はこれを買いに行くぞ!って思っていかないとあまり利用する機会がありませんでした。その代わりにスーパーの中で最低限必要なものは購入していました。

街の中心部にあるお店は朝8時から夜20時まで開いているところもあったので、必要なものがあれば街中まで出るのもありだと思います。



知っておきたいこと④ スウェーデン語がわからないならGoogle翻訳必須!

薬局に限らず、お店の商品は基本スウェーデン語表記のみで英語はたまにおまけで書いてあるくらいです。多少は英語から推測できるのとモノを見れば大抵のものは何かわかります。しかし、薬だけはそうはいきません。

そんなとき私はいつもGoogle翻訳のカメラ機能を使っていました。本当にGoogle翻訳さまさまです。もちろん翻訳したい文章を文字で打ち込めばいいのですが、スウェーデン語の英語にはない文字を打つのも面倒だし、いちいち医療品の難しい単語を入力するのは手間なのでカメラでかざしながら翻訳するのがおすすめです。