はじめに…
英語のリスニング力向上のためにポッドキャストを聴きたいけれど、内容がおもしろくないと続かないですよね。
逆に、おもしろいと自然と聴きたくなり、習慣化にも苦労せず英語のリスニング能力も上がり、内容によっては知識も増えて一石二鳥です。
ポッドキャストを聴きながらイギリスの電車で途中下車の旅をするなんてどうでしょうか?今回は私がおすすめしたいイギリス英語のポッドキャスト「Lives on the Lines」をご紹介します。
ポッドキャストについて
Lives on the Linesはメインプレゼンターであるキャサリンさんが電車でイギリス東部のイースト・アングリアという地方を電車で巡ります。そしてその旅で訪れた街の地元の方に歴史や文化、芸術、自然について話を聞き紹介する番組です。話の流れと構成
まず、メインプレゼンターのキャサリンさんがこれから訪れる街について簡単な紹介をしてくれます。その後、訪れた街の地元の方がゲストとして登場します。そして、その人の街での経験や知っている知識について説明してくれます。1つのエピソードで3つほどの街を巡ります。そのため、30分から40分の中でメリハリがあり最後まで楽しく聞くことが出来ます。
英語の特徴
話をしているのはメインプレゼンターであるキャサリンさんと訪れる街の地元のおじさんやおばさんです。キャサリンさんの英語は標準的でBBCのような聞きやすい英語です。
一方、地元のおじさんおばさんは地方の方言や訛りがあったり、少し上流階級のような話し方だったりと様々です。
話のスピードは若者に比べるとゆっくりですが、ちょっとしたアクセントが聞き取りにくいところもあるかもしれません。全部聞き取れなくても耳を慣らすつもりで聞き流して、また繰り返し聞くのもありだと思います。
聴く頻度
1エピソードの長さは30分から40分程度です。私は料理をしている間やお風呂に入っている時間に聴いていました。全6エピソードのみの放送です。もちろん繰り返し聞けば何度でも聴けますが、習慣として聞くには数が少ないかと思います。
このポッドキャストを聴くための基礎知識
リラックスして聴けるポッドキャストなので特に基礎知識などはいらないです。ただ聴いていると実際どんなところなのか気になってくるので地図などあれば開いてみるといいかもしれません。また、イースト・アングリアについて私は知識がなかったので、あらかじめ少し地理情報を頭に入れておくと良かったかなと思いました。好きなところ
最初にキャサリンさんがこれから訪れる街について紹介した後、イギリスの駅の音があります。その音が電車に乗っていたような気分にさせてくれるところが好きです。電車だけでなく時々街の音も聴こえるため、まるで旅行している気分にもなれます。そうしてリラックスして聴けるのがこのポッドキャストの魅力です。
また、エピソードを聴いているとその街について調べたくなり、そして訪れてみたい気分になります。聴いて終わりではなく、わくわくできるのもこのポッドキャストのいいところだと思います。
おすすめする理由
このポッドキャストをおすすめする理由は、きれいな聞き取りやすい英語と地方のおじさん、おばさんの少し聞き取りにくい英語が1つのポッドキャストで聴くことができることです。
勉強している時に聴く英語は比較的はっきり丁寧に発音され、音声のプロによるものであることが多いと思います。そして、テストやニュース、英会話の先生による英語もやはり聞き取りやすく整った英語だと思います。
しかし、実際生活する上ではみんなそんなはっきりきれいに発音した英語を喋ってくれるとは限りません。日本でも日本人みんなが教科書のような日本語を話さないのと同じだと思います。インタビューに登場する人の英語に少しでも耳を慣らしておくと留学や旅行の時のリスニングに役に立つと思います。
ちなみに私がニューカッスルに住んでいた時の管理人のおじさんのジョーディというニューカッスル訛りが強すぎて全然聞き取れていませんでした🤣とってもいい人だったんだけどなぁ(笑)
さいごに…
いかがでしたか?今回はイギリスの鉄道ぶらり旅が楽しめるポッドキャスト「Lives on the Lines」を紹介しました。ぜひ参考にしてみてください。それでは!他のイギリス英語のポッドキャストを知りたい方はこちら
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