この記事の1ページ目はこちら。
記憶がうる覚えですが、必要な書類を提示し、コピーなどを取られ、国籍や名前を確認したのち、思っていたよりすんなりと当日に口座を開設することができました。
説明も全て英語で、Bank IDの設定もしてもらい、Bank IDやインターネットバンキング、スマホアプリの使い方も教えてもらいました。

また、Digipassというワンタイムパスを利用するときに使う小さいガラケーのような機械をもらい、その使い方も一通り説明を受けました。
そしてこれまた記憶が曖昧ですが、おそらく口座開設から10日ほどでDebit Limited カードやPINコードなどが届きました。
私が選んだのはSEB Debit Limited
私が選んだのはインターネットバンキングを利用するSEB Debit Limited(Maestro card)です。私が口座を開設したときは、スウェーデン国内での支払い手数料(インターネットバンキングの場合)の年会費は120SEK、そしてDebit Limitedカードの使用料は月額15SEK (年間180SEK)でした。合わせて、実質年間300SEKの手数料がかかりました。
SEB Debit Limitedで出来ること
SEB Debit Limitedという名前からすごく制限されてそうですが、日常のほとんどの支払いで制限されることはありません。毎日の買い物でコンタクトレス(タッチ決済)で支払いも出来ます。一定期間、PINコードを利用していない場合や支払い金額が大きいとコンタクトレスが使えなくなるので、その場合はPINコードの入力が必要です。
大学寮の家賃の支払いは月々支払う必要があったのですが、それもDebit Limitedでも支払うことができました。ちなみに契約終了後のデポジット返金の受け取りも問題ありませんでした。
また、学費の支払いも送金という形で出来ました。
日本からの送金受け取りも多少時間はかかりますが問題なく受け取ることができました。また、イギリスに送金する際も問題ありませんでした。
あと、スウェーデンのキャッシュレス決済サービスのSwishも、BankID があれば問題なくすぐに利用できました。友人とのお金のやりとり(割り勘など)でも使えて便利でした。
SEB Debit Limitedで出来ないこと
SEB Debit Limited で出来ないことの1つはオンラインショッピングでの決済です。私は普段オンラインショッピングをすることがよほどのことがない限りしないため、私はSEB Debit よりも維持費の安いDebit Limited を選びました。そのため必要な時は日本のクレジットカードを使うようにしていました。どういうわけか大学のプリンター代の支払いはDebit Limited で出来ず、日本のクレジットカードで支払っていました。
普段オンラインショッピングをしない私にとってはさほど不便なことはありませんでしたが、オンラインショッピングをよく利用する場合はDebitがいいかもしれません。
コメント