前回の記事でも書いた通り、先月ロンドンに到着してからしばらく経ちますが、ロンドンで今、出来ることを思い、日々、イベント検索サイト(https://www.eventbrite.co.uk/)で気になるイベントを探したり、行っておくべき美術館や博物館、有名建築や都市デザインを検索したりしています。

以前、参加したイベントの会場でもあったRIBAの建物の中にギャラリーや本屋さん、そして図書室もあるということで、日を改めて先日、RIBAの図書室に行ってみました。





建物に入ってすぐにいるガタイのいい警備員さんに若干ビビりながらも挨拶をして、左手に入るとギャラリーがあります。ギャラリーは前回と同じく、サーキュラーエコノミーについてでしたが、イベントもなく、人が少なくてゆっくりと見ることが出来ました。

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ギャラリーの反対側、入り口からみて右手には本屋さんがあります。本屋さんの取り扱っている本の種類も建築や都市デザインばかりなのでとても充実していました。新しい本も多そうだったので、またチェックしに行かねば!!!



そして、お目当ての図書室に行こうとしたのですが、どこにあるのか分からない。。。(空間が立派過ぎてキョロキョロするのも恥ずかしいけれど、建物を眺めているフリをしてキョロキョロしていました(笑))

エレベーターの案内図を見てやっと3階にあることがわかり、狭小エレベーターで上がりました。

図書室に入ると、受付のおばちゃんが丁寧に出迎えてくれ受付の手続きをしてくれました。手続きには、写真のあるIDが必要とのことでパスポートを持っていきました。名前や連絡先などを記入し、ロッカーの鍵を受け取ります。図書室には、カバンや食べ物を持って入ることができないため、ロッカーに入れておきます。パソコンやスマホ、タブレット、ノートや筆記用具は持ち込みOKだったので、大英図書館ほど厳しくはありませんでした。

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撮影もOK無料のWi-Fiもあり、調べ物もできるので便利です。大英図書館ほど利用者も多くないので、席は比較的空いていました。



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図書室のメインルームには建築に関する本はぎっしりありましたが、ぱっと見たところ都市デザインに関するものが見つかりません。RIBA図書室のページで蔵書検索ができるので、知っている都市デザインの本を検索すると「住居」のエリアに置いてあり、どういう分類かわからず、はじめはちょっと困りました。。。しかし、メインルーム以外にも受付の横に書庫があり、そこにも自由に入ることができ、そこにはちゃんとランドスケープや都市デザインなどの分類で本が並べてあり、興味のある本ばかりで興奮したほどです(笑)



今回読んで面白かったのはこの子どものための空間作りに関する本と。

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もう一冊おもしろくて続きを読むためにそのページは写真を撮ったのに表紙の写真をうっかり撮り忘れて、なんていう本だったかわからない本です。。。😭😱 

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(がーーーーん😭😭😭となっていたら彼氏🐕が写真から見つけてくれました。私が読んでいたのは「Situational urbanism」です。)



最終的には2時間ほど滞在しましたが、興味のある本が多すぎてあっという間でした。また、近くに来ることがあれば立ち寄りたいです。

(その後は、🐕と待ち合わせていたのですが、🐕は1時間遅刻😡次の予定まで時間があったので良かったですが。。。)

そして🐕の友人の働いているカフェでクローズ直前の大量のチーズスティックパンとケーキをもらい(笑)講演会の行われるAAスクールに向かいました。

イギリス・ロンドンで建築を勉強するならAA(The Architectural Association School of Architecture in London)と言われるほど有名な建築の学校。ニューカッスル大学ではダメだと思ったのかAAに再入学した同級生もいたほどです。。。

入ってみると校舎は思ったより普通のロンドンによくあるこじんまりした建物。RIBAで圧倒されたのでそういうものをちょっと期待していたら思ったより普通の建物で親近感が湧きました。最初は全然人が集まっていなくて不安でしたが、後からちらほらと集まってきてホッとしました。あと、AAの学生らしき子たちも何人か参加していたのですが、割と普通な感じで安心?しました(笑)

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私が参加した講演会は、大学の先生が本を出すということでその発表を兼ねたレクチャーと他のゲストを迎えたディスカッションというものでした。

レクチャーは思ったより都市デザインではなく建築よりでしたが、空間の捉え方や柔軟性に関するもので都市デザインにも適用できるかも、などいろいろと刺激になりました。

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ただ、途中で脱落(隙をみて退出…)する学生も多くて、そんな様子にまた親近感が湧きました(笑)私が学生の時も授業以外にも大学内で講演会とかありましたが、ただでさえたくさん授業があるのでそれ以上に参加するというのは結構疲れます。でも、そうやって良い機会を逃してたのかも、、、とか講演会とは関係のないことも考えてしまいました😅



本を出す先生のレクチャーの後、ディスカッションということで他のゲストがコメントを始めました。最初の1人は私が目当てにしてきた都市デザイナーの方で質問も都市デザインの考え方も出ていて、いい質問で刺激になりました。

ただ、2人目の方はどういうわけかその新しく出版する本についての分析をパワポでプレゼンし始め、批判もし、自分の考えや無理矢理入れ込んだように自分の専門の話を始め、作者も「こんなはずじゃなかった」って感じ。。。

批判するプレゼンには興味ないし、見ていられないので、結局途中で退出しました😅 予定の時間は過ぎているし、まだもう1人のゲストの方は一言も話す時間をもらえていませんでしたが、どうなったのかは謎です。。。




いかがでしたか?びっくりすることはありましたが、RIBAの図書室もAAの講演会もどちらも良い刺激になりました!建築や都市デザインに限らずまた機会があれば、別のイベントに参加しようと思っています。ロンドンはこういうイベントも多いので、旅行前にそういったものを調べておくとその時しか出来ない経験ができるかもしれません。少しでも参考になれば嬉しいです。それでは!