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こんにちは。もんさんです。

前回の続きです。

この記事では、

● Notice of Marriageについて
● Notice of Marriageで必要な書類
● Notice of Marriageの主な流れ

について私の経験をまとめておこうと思います。



中国人と日本人の私たちがイギリスで結婚することになった経緯については過去の記事にまとめたので、そちらをご覧ください。


また、Marriage Visitor visa(結婚を目的とした短期ビザ)の申請方法や揃えた書類についても過去の記事に書いているのでそちらを参考にしてください。


そして、Marriage Visitor visa(結婚を目的とした短期ビザ)の申請から取得、そしてイギリス入国までについては前回の記事を参考にしてください。




Notice of Marriageについて

前回の記事でイギリスに到着したところまで書きました。

そして、日本の結婚の法的な手続きだけを考えると、婚姻届に記入して、それを役所に提出するだけだと思われるかもしれませんが、イギリスではそうはいきませんでした。

おおまかにいうと、

  1. 結婚する予定ですよ!という届出を役所にする。
  2. 結婚を役所に認めてもらう。
  3. 結婚式を予約。
  4. 結婚式を行う。
  5. 正式に夫婦として認められる。

という流れです。

結婚式に来てくれた方の中にも日本人が何人かいたので、話していたのですが、よく考えたら、紙切れ一枚で結婚が成り立つなんてある意味怖いねーなんて話もありました(笑)

ただ、これは最短で1ヶ月と1週間かかります。その手間を考えると、日本で結婚する方が多いのにも納得です。

しかし、私たちには当時この方法しかなかったので、イギリスで結婚することとなりました。

まず、「①結婚する予定ですよ!という届出を役所にする。」ステップについてこの記事で書こうと思います。

この「①結婚する予定ですよ!という届出を役所にする。」手続きがNotice of Marriageです。Notice of Intention to marriage という表現もあったと思います。

この届出をするためには、まず、届出する役所のエリアに最低7日間住んでいる必要があります。

私たちの場合、夫が住んでいる家に私が7日間住んでから、つまりイギリスに到着してから7日間経ってから、この手続きに進めました。

そして、この届出をするためにも届出をする日時を指定し予約が必要でした。

また、予約時には、結婚式の会場を決め、このNotice of Marriageの手数料の支払いが必要でした。

ちなみに、結婚式会場の予約や支払いはこの時点では必要ありませんが、会場を変えようとするとまたこの手続きをし直さなければいけないとのことでした。



Notice of Marriageで必要な書類

Notice of Marriageで必要だった書類は、以下の4点。

● パスポート
● Bank statement (住所を証明するもの)
● 飛行機のチケット(私の入国日を証明するもの)
● パスポートサイズの証明写真

ちなみに、写真については必要だと知らなかったので、手続きを一通り済ませたのち、近くの証明写真機(Photo-Me)を探して撮ることになりました。

入国日を証明するために私の場合、役所に事前に問い合わせ、飛行機のチケットがあればよいと確認していました。自治体によって異なるかもしれないので、確認しておくといいかもしれません。



Notice of Marriageの主な流れ

Notice of Marriageの当日の主な流れは以下の通りです。

まず、役所の登記所の受付で予約している旨を伝え、予約時間ぴったりに到着するもしばらく待合エリアで待機していました。

そしてしばらくして、夫婦2人揃って小部屋に案内されました。

想像プラス経験者の話だと、別々の部屋でお互いのことを聞かれるのかと思ったら、私たちの場合は、そんなことは一切なく、終始2人とも同じ部屋でした。

しかも、全て提出した内容をまたパソコンで打ち込む謎の作業のために横にいたようなものでした(笑)たまに住所は?名前は?と聞かれましたが、全て提出した通りで。。。わざわざ出向くほどだから、2人の結婚が偽装ではないか?と疑われるような想像をしていて、出会いはいつ?とか聞かれると思ったような質問も全くありませんでした。

そして、最後に、名前、誕生日、性別、職業、住所などが書かれた書類を最終確認し、サインして終了!

ちなみに親の職業を聞かれて説明に2人とも困ったので、それは答えを準備しておくといいかもしれません🤣

少し想定外だったことは、このNotice of Marriageの手数料が私と夫で違ったことです。そもそも、この手数料は入国管理審査が必要かどうかで手数料が変わります。そのため、国民は基本料金、そして入国管理審査が必要な外国人はプラス料金がかかるようです。私は今回、Marriage Visitor visa(結婚を目的とした短期ビザ)で滞在していたため、既に審査済み、国民と同じ基本料金でOK(というかビザを取った時点で支払っていることになるのかな?)ですが、夫は学生ビザ(卒業生ビザ)で滞在していたので、このプラス料金の支払いが必要でした。しかし、そんなことは知らずに基本料金しか支払っていなかったため、その場でプラス料金の支払いが必要でした。しかも、その支払いは謎の電話での支払いで、これが役所じゃなかったら詐欺を疑うぞ!と思うようなステップで手こずりました(笑)

この料金についても当日行ってみるまでよくわからなかったので、心配な方は事前に問い合わせておくと当日慌てずに済むかもしれないです。



また、少し困ったことといえば、担当の方の英語がイギリス人のネイティブの英語ではなく、南アジア系で聞き取りにくかったことです。

そんなこんなで、追加の支払いや証明写真を撮りに行くなどのちょっとしたハプニングために余計な時間がかかりましたが、それでもなんとか1時間程度で終了しました。

以上が、Notice of Marriageの当日の主な流れです。

手続き終了後、担当の方には、「約1ヶ月以内にホームオフィスから連絡がいく予定で、もし来ない場合、あなたたちから役所に問い合わせてね!」といわれていたのですが、これがまた紛らわしく、、、結婚式までバタバタの日々が続いていました。



次の記事では、そんなNotice of Marriageの完了から結婚式までの準備について書きたいと思います。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

それでは!