こんにちは。もんさんです。

この記事では、

● 結婚式当日の流れとその様子

について私の経験をまとめます。



中国人と日本人の私たちがイギリスで結婚することになった経緯については過去の記事にまとめたので、そちらをご覧ください。


また、Marriage Visitor visa(結婚を目的とした短期ビザ)の申請方法や揃えた書類についても過去の記事に書いているのでそちらを参考にしてください。


そして、Marriage Visitor visa(結婚を目的とした短期ビザ)の申請から取得、そしてイギリス入国までについてはこちらの記事を参考にしてください。


Notice of Marriageについてはこちらの記事でまとめています。参考にしてみてください!

そして、前回の記事ではNotice of Marriageのその後、そして式場の予約や準備について書いています。

結婚式当日のざっくりとした流れ

まずは結婚式当日のざっくりとした流れを書いておきます。

6時頃 起床

9時頃 ヘアセットを開始

11時 自宅を出発

11時15分 カウンシル(式場)に到着

11時半 結婚式スタート

12時 結婚式終了

12時半 予約しているパブでランチ

15時頃 (解散)

これはあくまで予定で、実際はほとんど遅れていたの思います。

この日程で一番驚くのは式が30分のみということではないでしょうか?(笑)



結婚式当日の様子

ここからは先ほど書いたざっくりとしたスケジュールのそれぞれを詳しく書いていきたいと思います。

結婚式当日の朝

朝は割と普通の時間に起床。特別何かするわけでもなく朝ごはんもしっかり食べ、いつも通り過ごしていました。

そのあとは、割と早めにドレスに着替え、メイクを開始。結婚式ってほとんどはメイクをプロにしてもらうんでしょうか?🧐 私は成人式の前撮りならぬ2年後撮りをしたのですが、その時もコロナの影響でセルフメイクをしたので、こういう特別な時にしてもらえるメイクに少し憧れます😇

あとは、ヘアセットを手伝ってくれる友人が来るまで、書類やカメラなどの持ち物をチェックしながら、のんびりしていた気がします。(ここまでは平和だった🕊️)



結婚式当日の朝:9時過ぎに友人が自宅に到着

友人に来てもらい早速ヘアセットを開始。

実は最初は、自分でしようと思ったもののそういうヘアアレンジを普段しないので、出来に満足できず。。。夫🐕にも手伝ってもらおうとするも不器用すぎて断念。そして、美容院に頼むのも高すぎて断念したのち、最終的に友人にやってもらうことになったわけです。

実際、その子に頼んだことも練習もしたことがなかったので不安でしたが、あっという間にいい感じにしてもらいました🥰

結婚式当日の朝:さっそくイライラ

別にイライラしたくないし、ずっと平和に過ごしたいのにイライラしてました。(ちょっと思い出しただけでイライラします🤬)

というのも、私がヘアセットをしている間に、何人もゲストが自宅に来ていました…

もちろん勝手に来たというわけではなく夫が呼んだんですが、君が呼んだなら君がもてなせよ!というイライラでした。

まず夫は、みんな朝早く遠くから来てくれているから朝ごはんに軽食を出そう!というので、まぁ私も前日は納得していたんですが、お皿もコップも軽食も出すのは私。夫はというと友人とぺちゃくちゃ。(友人といってもロンドンに私繋がりの友人はいないわけで、ほぼ彼の友人です。)

そのうえ、ブーケや機材など他の準備もしないし、時間も管理していないから、家を出る直前までバタバタ。(別に朝から怒りたくないのに私だけイライラしているみたいでほんとに😇)

式は11時半からというのはみんな分かっているし、その15分前には来てください。という話なのに11時を過ぎても自宅でゆっくりしている人たち。

さすがに慌てて、時間がないから早く出て!と言ってしまいました😡

そして、そこから猛ダッシュ。

なんとかカウンシル(会場)に時間若干過ぎて到着すると、カウンシルのスタッフは割とのんびり。時間厳守って書いてたじゃん!と思いましたが、なんとか間に合いました。

そんな感じで、カウンシルのスタッフものんびりなので、夫が慌てなくても大丈夫だよ!って言っていることにさらに腹が立ちました🤯



結婚式直前の打ち合わせ

そんなイライラをなんとか鎮め、カウンシルのスタッフとのPre-Interviewが始まりました。

Pre-Interviewでは、名前や個人情報に間違いがないかの最終チェックや式の流れの確認。

そして、結婚指輪の交換の有無の確認や音楽、ZOOMでの接続などについても、このときに確認しました。

IMG_4591
最初はWi-Fiがなかなか繋がらず焦りましたが、なんとかZOOMでの接続も完了✅

バタバタしながらもやっと式をスタートすることになりました。



結婚式

式では、カウンシルの結婚式担当のスタッフが2人参加していました。

司会のスタッフがまず、みんなに挨拶するのですが、緊張した空気もあったのか元気がないよ!と言われてしまいました(笑)

そして式の一通りの流れを説明したのち、またゲストにむけて尋ねるような場面でもみんな大人しく静かでしたが、スタッフの方が場を和ませてくれました。

そのあと、私たちの誓いの言葉が始まりました。言葉は、まずスタッフの方が短く言いながら教えてくれ、それを復唱するような形でした。

最初の言葉は、

”I do solemnly declare that I know not of any lawful impediment why I (name) may not be joined in matrimony to (name).”

という感じで結婚式で法的に言わないといけない言葉が決まっていて、それをそのまま言いました。

これは、言わないといけないと知っていたので少し練習していました(笑)

しかし、問題だったのは打ち合わせにもなかったさらなる誓いの言葉です。

練習もなしに復唱するのは結構難しかったので、もし今後イギリスで結婚を予定されている方がいれば、もっと事前にスタッフの方と打ち合わせすることをお勧めします。

この誓いの言葉は思った以上に長くて、話す時には立っているので、一度終わったと思って席に着こうとしたら、「まだあるわよ!」と言われてしまいました(笑)

そして、打ち合わせにもないのに頬にキスすることに…🫣

(あとで、参加した友人たちにこれは打ち合わせでは何も聞いていなかったと言ったら、めちゃくちゃ驚かれましたが、一番驚いたのは本人たちだったと思います😳)

こうしてやっと誓いの言葉は終了!

その次は、婚姻届へのサインです。まず私たちがサインをし、そのあと証人である友人2人にサインしてもらいました。

DSCF6316
日本では婚姻届にあらかじめ書いておいて、提出して終わりですが、イギリスの場合、結婚式に当人たちはもちろん証人の2人も式に立ち会わないといけないというのは驚きです。

そしてその届出にサインをした後、スタッフの方のありがたいお言葉をいただき、晴れて正式にイギリスで結婚することができました!

その場ですぐ婚姻証明書をもらい、やっと結婚したんだ!と自分でも感動してしまいました🥺

そのあとはすぐ気を利かせてスタッフの方は退出。その日は次に予約されている方もいないため、時間の制限はないということでした。

DSCF7385
そこでやっと写真を撮ったり、メッセージカードを書いてもらったり、緊張から解放された!という感じでした(笑)

以上が30分の結婚式の内容です。誓いの言葉が緊張ですごく長く感じましたが、儀式自体は実質15分程度だったみたいです。

どのカウンシルも同じとは言い切れませんが、似たような形になると思います。なかなかイギリスで結婚する方はいないかと思いますが、参考になれば幸いです。



結婚式の後はパブでランチ🥂

ちなみに、私は結婚式をするまで知りませんでしたが、日本のいわゆる披露宴の食事をイギリスではWedding Breakfastというそうです。朝ごはんじゃないけど(笑)

カウンシルを出ると、カウンシルの目の前にあるパブに直行!

テーブルに着くと、お願いはしていなかったものの結婚式の後のパーティーで大人数で予約したいと伝えていたからか、ちゃんとデコレーションまでしてくれていました。

私は前にも食べに来て美味しかったがっつりステーキを注文しました😆

IMG_8452
決まったものが出るより、各々好きなものを食べれてある意味よかったのかなという感じです。

ゲストから素敵なメッセージももらい素敵な会になりました!

一つ反省することといえば、インスタントカメラはフラッシュをたかないと室内では全然綺麗に撮れないということ😱 せっかく撮ってもらった写真が現像したら真っ黒でした(笑)

食事のあとは予定もある人もいて、ちょっとずつ解散しました!



その後

結婚式らしいのはここまでで、そのあとは遠方から来てくれていた友人数人と晩御飯を食べに行きました。(そのうち2人はスウェーデンから来てくれていました😭)

ちなみにわざわざロンドンに来てもらったのに選んだのは鴨肉の美味しい中華料理屋でした🤣 

このときがこの日一番リラックスできていた気がします。

ちょっとイライラしてしまう場面もあったけど、素敵な1日になりました。



さいごに

いかがだったでしょうか?私たちの結婚式はザ・イギリスの結婚式とは言えませんが、中国人と日本人の外国人2人がイギリスでどうやって結婚したかを六記事にわけて書いてきました。

なかなか同じ境遇で、イギリスで結婚するという方は少ないかと思いますが、そんな少数派の方の参考になれば嬉しいです。

次の記事では、イギリスで結婚したその後について少し書いておこうと思います。

それでは!